竹のたよりVol16
3/164

TAKENOTAYORI竹や木、紙の製品から環境にやさしい取り組みをSDGs持続可能な開発目的を国連加盟193ケ国が2016年から2030年の15年間で達成するため掲げた目標です。17のアイコンが示す大きな目標と具体的な169のターゲットがあります。地球の豊かな海、大地、森林、自然の恵みを受け成長してきた現代。これからは目標を掲げ、地球に恩返しをする番です。「環境にやさしい天然素材へのこだわり」を掲げて私たちは創業から竹や木、紙、天然素材を使った製品作りに取り組んでまいりました。容器や箸、串、カトラリーなど天然素材製品で持続可能な社会へ向けてこれからも一歩ずつ環境保護と社会貢献を目指します。竹のたよりの歩み創業大正15年竹編み職人が原点。玉入れのカゴを作ったり、調理道具を作ったり、竹馬を作ったり、時には七夕の笹も準備していました。普段の生活にも馴染んで使われている竹の素材。竹は生育が早く、抗菌性も期待できる天然素材。器になったり、箸や串になったり、ヒゴにしてカゴやザルを編んだり、スダレにも。竹の皮はおにぎりを包んだり、精肉を包んだり。食品にまつわるものもは多く、古くから人と共に歩んできました。近年は生育の早さや森林保護にもつながる観点から環境にやさしい素材として改めて竹を知っていただく機会が増えました。食にまつわる分野での用途はもちろんですが、異素材と組み合わせてみたり、オブジェや装飾などに使ってみたり。それだけでもアクセントになる存在感。ひとつひとつの個性、素朴だからこそ味わえる美しさと暖かさが豊かな感性を引き出してくれます。本当に良いものだからこそ、これからも人と共に。地球にやさしいライフスタイルを。002

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る